宝石卸・小売業 ㈱J.J.J様のサポートの体験談(獲得額1,700万円)
ご相談の経緯
株式会社J.J.Jさまは、それまでの職務経験を活かし、新たに宝石の卸売業の会社を立ち上げ、順調に会社の経営をしていました。
そこでこれを機に、以前から計画していた小売店舗の開設をするため約1,700万円の資金を必要としてないましたが、金融機関への事前の打診の際には「最大でも1,000万円までが限度」といわれていました。
社長本人としては事業に対する十分な採算があったのですが、その根拠をうまく金融機関に説明できず悩んでいたとき、たまたま当事務所のHPを見て無料相談を依頼されたのがお付き合いのはじまりです。
⇒ その他の体験談(介護業 1,000万円)についてはこちら
融資獲得のための戦略
株式会社J.J.Jさまでは、新店開設のために、運転資金(主に仕入れ資金)と設備資金(店舗改修資金)をあわせて最低でも1,700万円の融資が必要で、計画的にもこれ以上の費用の削減はできない状態でした。
しかし、前もって打診した金融機関からは「実績に対して金額が多すぎる」との指摘がされていたことから、いかにして希望額が必要かつ妥当なものであるかを納得させる必要がありました。
問題点と対策
119番資金調達NETでは、「申込額が多い」という金融機関の考えを覆すために、どんな方法が有効かを考えました。そして、この解決のためにはどのようなことが問題で、その解決のためには何が必要かを次の2点にあると思い、これを解決するためのプランを作りました。
金融機関が金額が多いと思う根拠
➀ 新規店で十分な集客ができるのか? ➁ 今後も、継続して返済ができるのか? |
新規店で十分な集客ができるのか?
この点については、㈱J.J.J様ではすでに、宝石の卸売りでの実績が十分にあり、また、前職やそれまでの営業を通じて集めた顧客リストがあったため、このリストに顧客全員の名刺の添付をしたものを集客の根拠として提出しました。
また、この時点では、ある程度の見込み客から販売の予約ももらっていたため、これにもとづいて3ヶ月後までの販売予定額を算定し、集客に不安があるという問題の解決の根拠としました。
今後も、継続して返済ができるのか?
今回、予定していた㈱J.J.J様が新での継続的な営業ができることを示すために、通常の返済の予定表の他、売上げが予定よりも下ぶれた場合のシュミレーションをした返済予定表も作成し、これをもって継続的な返済に問題がないことの資料としました。
また、これとともに店舗に関する資料(設計書、フロアー位置図、来客見込み数)や、具体的な集客方法についても事業計画書としてまとめ、計画の補強材料としました。
結果について
金融機関にこの事業計画書を提出して融資の申込みをしたところ、計画の内容に妥当性があると判断したいただくことができ、結果的に、日本政策金融公庫から1,000万円、制度融資(信用保証協会付融資)から700万円の融資を受けることに成功しました。
また、金融機関との面談については、こちら側の同席が認められなかったため、あらかじめ主張に想定問答に従ったロールプレイをしていただき、問題なくこれを終了させることができました。
なお、事業計画書の内容について金融機関にヒアリングしたところ、「見込み先の名刺の添付が効果的だったこと」、「売り上げのシュミレーションが妥当だったこと」が成功のカギとなったとのお話がありました。
119資金調達NETでは、「どうすれば希望する融資が獲得できるか?」について、それぞれのお客様の立場に応じたサポートを行っています。十分なヒアリングをさせていただいた上で、最適な解決のご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください。 |
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