弁当配送業 ㈱ホットデリ様のサポートの体験談(獲得額1,000万円)
ご相談の経緯
㈱ホットデリさまは、23区内の企業や介護事務所を中心に弁当の製造・配送をしてきましたが、コロナIにより企業の休止や自宅勤務が増えたため、売上げにも大きな影響を受けていました。
このような状況の中、運転資金として1,000万円をセーフティネットを利用して申し込もうとしていましたが、財務的に問題を抱えていたため、その解決のために119番資金調達NETにご相談をいただいたのがお付き合いのきっかけです。
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問題点と対策
㈱ホットデリさまは、
セーフティネットの4号もしくは5号を使って1,000万円の融資の申し込みをしたいと考えていましたが、申し込みにあたって次のような問題を抱えていました。
➀ リスケジュール、債務超過状態であること ➁ 今後の売り上げの見通しを立てられないこと ③ セーフティネットが使えない可能性があること |
119番資金調達NETでは、これらについてヒアリングをしたところ。
● コロナ発生以前には、順調に新規顧客の獲得ができていたこと ● コロナの影響を受けにくい新規事業の立ち上げを希望していること |
ということが分かりました。そこで119番資金調達NETでは、これらはを事業計画の柱として日本政策金融公庫への融資のサポートをすることとしました。
また、各問題点については以下の通りの対策を考えました。
リスケジュール、債務超過状態であること
今回、政府が行なっているコロナ向けの対策融資(セーフティネットなど)では、リスケジュールをしている企業や債務超過状態の企業でも、柔軟に対応するとしています。
しかし明確に、このような企業に対して融資をすると発表されているわけではありません。
また、私のお客の中にもこのような状態で融資を申し込んだ方がいなかったため、本当にこのような状態でも融資が出るのかがハッキリしませんでした。
本来、各コロナ対策融資では 決算書と売上低下の事実を記載した書類という、簡単な資料で申込みができます。けれどこれだけでは、会社の状況もこれからの取り組みについても伝えることができません。
そのため、さらに融資の確率をあげるために、今回は詳細の事業計画を作成することとしました。
今後の売り上げの見通しを立てられないこと
㈱ホットデリでは、4月まではさほどコロナによる売上げの低下はありませんでしたが、5月を過ぎた頃からその影響は顕著なものとなってきました。
そこで119番資金調達NETでは、 これまでの状況や 影響を受けそうな取引先企業の割合から考え、今後の売上げの落ち込みを最大で25%と推測し、必要額は1,,000万円と試算しました。
なお、新規事業については、㈱ホットデリでは多くの介護事務所を顧客に持っているという強みがあることから、これらに対して行政書士や税理士などを紹介してセミナーなどを行い、最終的に案件が発生した場合に一定の費用をもらうというスキームを考えました。
これによりコロナなどの影響により企業の配送先が減少した場合でも、それに代わって一定の売り上げを確保する見込みができました。
セーフティネットが使えない可能性があること
今回のコロナ対策で、セーフティネットの4号融資を使うためには、「最近1か月間の売上高等が前年同月比で20%以上減少していること」が条件となっています。
一方、セーフティネットの5号融資の場合は、「指定業種で、最近3か月間の売上高等が前年同期比で5%以上減少していること」が条件です。
しかし、㈱ホットデリでは、急激に影響が出たためどちらの要件にも該当しない可能性がありました。
そこで119番資金調達NETでは、セーフティネットを使うのを止め、さらに要件の緩い「危機管理保証」を使って申し込むこととしました。
また同時に、「無利子制度」を併用することにより、極力、支払いを抑えるものとしました。
結果について
以上の対策を事業計画書まとめ提出した結果、今後の方針が理解され、危機管理保証を使って1,000万円の融資を獲得することに成功しました。
119資金調達NETでは、「どうすれば希望する融資が獲得できるか?」について、それぞれのお客様の立場に応じたサポートを行っています。十分なヒアリングをさせていただいた上で、最適な解決のご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください。 |
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